造作譲渡を活用しましょう!使用するメリット・デメリットや費用

公開日: 2021年7月12日

「造作譲渡に興味がある!」

「そもそも造作譲渡って?」

「どんなメリットがあるの?」

こんな悩みを抱えている方は多いかと思います。

そもそも「造作譲渡」とは、店に設置された造作物(あとで取り付けたもので取り外し可能なもの)をそのまま残し、所有権だけを次の経営者へと譲り渡すこと。

この造作譲渡にはいくつかのメリット・デメリットがあり、これをしっかりと確認することで造作譲渡すべきかがわかります!

この記事では造作譲渡について網羅的にご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!

あなたのお悩み解決のきっかけになれば幸いです。

それでは参りましょう!

造作譲渡のメリット・デメリット

ではさっそく造作譲渡のメリット・デメリットについてご紹介しますね!

造作譲渡のメリット

造作譲渡のメリットは、以下の2点です。

  • 開業コストを安く抑えられる
  • 開店準備が短く済む

一番のメリットは開業コストを大幅に安くできること。

もし店の設備がゼロの状態から開業する場合は、内装や外装、さらに厨房で使う道具などをそろえる必要があります。

そのためかなりの費用がかかるんです…。

一方で造作譲渡の契約を結んで店舗を譲ってもらえば、造作物があらかたそろっている状態で開業できます

ですので初期費用をかなり節約できるんですね。

また造作物の一部だけを譲ってもらうという契約も、場合によっては可能です。

さらに造作譲渡によって開店までの日数を短縮できます!

あらかじめ造作物が揃っていれば、準備期間が短く済むんです。

 

造作譲渡のデメリット

一方で造作譲渡のデメリットは以下の通りです。

  • 図面と実際の建物が違うことがある
  • 不用品の処分が必要になることがある
  • 原状回復が必要になることがある

たとえば何度も改修を重ねた店舗の場合は、過去の図面と実際の店舗の間取りが違う可能性があります。

本来は不動産または大家が保管するものですが、場合によっては図面がなくなってしまっているかもしれません。

このようなトラブルがあった場合には配管や雨漏りなどの問題が発生したとき、図面がないせいで対応が難しくなることも。

またすべての造作物を譲渡された場合は、いらないものや古くて使いづらいものなどは処分する必要があります

もし大きな機材を処分する場合には手間もお金もかかりますので、デメリットとなってしまうんですね。

さらに造作譲渡をしてもらう新経営者は、原状回復の範囲も確認する必要があります。

居抜き物件として譲渡された場合は、原状回復は必要ありません。

ただし原状回復の義務が消えたわけではないんです!

新経営者が譲りうけた店舗を閉店や移転する際は、原状回復が必要になる可能性があります。

ですので原状回復の範囲がどこからどこまでなのか、しっかり理解しておきましょう!

さてここまで造作譲渡のメリット・デメリットをご紹介してきました。

ご紹介した情報をもとに、造作譲渡するかを選択してくださいね。

 

造作譲渡料はいくらくらい?

造作譲渡を検討し居抜き店舗を探していると、「造作譲渡料」という言葉が目につくかもしれません。

これは造作譲渡をするときに発生する料金のことで、具体的に以下の料金を指します。

  • 保証金(敷金)
  • 礼金
  • 造作物・備品の譲渡料

この料金は譲渡を受ける新経営者が、前経営者に対して支払います。

※造作物の所有権が新経営者に移っているケースでは、造作譲渡料が発生しない場合も

なおこの料金には基本的に相場がありません

いわゆる通常の物件と同じで、人気の立地や店舗の広さによって金額が変わります。

ですのでいくつかの店舗を比較し、本当にご自分にあう店舗を探すのがオススメです!

 

造作譲渡で開業するならティーアップにお任せ

さてここまで、造作譲渡を使った開業についてくわしくご紹介してきました。

記事でお伝えした情報をもとに、開業にチャレンジしていただければと思います!

とはいえ、ご自分で造作譲渡をお願いしたり店舗を探したりするのは不安ですよね

どんな店舗をえらべばいいのかわからないですし…。

もし開業にあたって心配や不安を抱えている方は、ぜひ私たちティーアップにご相談ください!

ティーアップは11年間で約300店舗の飲食店開業をサポートしてきました

手厚いサポートやデータをもとにしたご提案など、さまざまな面であなたの開業をお支えします。

どんな些細なことでも、造作譲渡での開業に関するご相談事はティーアップにお任せください!

ぜひ気軽にお問い合わせくださいね。

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まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます!

この記事では造作譲渡を使った開業についてご紹介してきました。

造作譲渡にはメリット・デメリットがあるため、ご自分が開きたいお店に合うかを踏まえて選ぶ必要があります。

とくに2店舗めの開業をするときには、選択肢のひとつとして検討していただければと思います。

なおティーアップでは数多くの方の開業支援をおこなってきました。

あなたのお力になれるはずですので、お気軽にご相談くださいね!

以上です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

あなたのお悩み解決の手助けになれば幸いです。