【飲食業界ニュース2022年4月版】「食材原価の値上げ」、「価格高騰の原因」と「１８歳成人の規定が飲食業界に与える影響」
こちらは2022年4月弊社クライアント様へお届けした
【ティーアップ通信】の一部抜粋したものです。
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やっと、まん延防止重点措置が明けましたね。
皆様のお店はいかがですか？
３月の最終週は売上が良かったとおっしゃっている店舗様が多かったのですが
４月に入ってからは土日の天気が悪かったこともあり売上が厳しくなってきたという声が多く寄せられています。
年度替わりの４月に入って様々な制度や価格等が変更されましたので、分かりやすく取り上げてみようと思いますので、お時間ある時にでもご一読ください。
食材原価の値上げ
原材料の値上げが止まりません。
小麦粉や油、肉などの価格上昇が非常に大きく飲食店の収支を圧迫しています。
マクドナルド、リンガーハット、スターバックス、鳥貴族などなど大手チェーン店も値上げを行ったり商品のダウンサイズを行って帳尻を合わせているようです。
ファストフードと言えば牛丼ですが、吉野家が牛丼並盛を３８７円から４２６円へと値上げしました。
米国産バラ肉は対昨年同月と比べて現在３０％ほど価格が上昇しています。
コロナ前の価格から比較すると約５０％の価格上昇です。
この原価の高騰を企業努力で吸収することが出来ずに約１０％の値上げとなりましたが４２６円と言うのは実は創業以来の最高値です。
６５円マックが流行した２０００年代前半は外食デフレと言う現象が起きて牛丼は２８０円でした。
それが、やっと価格が上昇して最高値となった訳です。
リンガーハットなども最高値です。
回転ずしの大手チェーンも一皿１００円を少し前から廃止しています。
もちろん便乗値上げなどは良くありませんが、私達外食産業は今まで値上げに対して非常に慎重だったと思います。
しかし企業努力では吸収できなくなり値上げする飲食企業が続出してきました。
これからも色々な商材が値上げされるかと思います。
仕入れ業者などに御確認の上、原価の数字には十分ご注意ください。
価格高騰の原因
食材以外ではガソリン、木材、ゴム製品などの輸入商材は大きく値上がりをしていますので物流や建築のコストが上昇しますので品物全体の価格が上昇しています。
ウクライナやロシアの情勢不安が原因による価格高騰の要因もありますが、
以前から申し上げているように
日本以外の各国はインフレが起きて物の値段が上昇しています。
また半年前くらいはドル円の為替が１０５円近辺でしたが、先週は一時１２５円を付けました。
あまり難しい話をしても良くありませんので端的に言うと今まで１００円で輸入していたものが１２５円になったという事です。
この１か月くらいで２０％ほど円安になったので輸入される原材料品は値上がりをしているという状況です。
円安やインフレは短期では収まりそうもありませんので、
各会社が続々と値上げに踏み切っっています。
日本の場合は横並びの体質なので他社が値上げするなら当社も値上げと言う感じで連鎖しているのでしょう。
マスコミや社会が騒いでいる、この機会に皆様も売価の調整は早目に行うことをお勧めいたします。
１８歳成人に関して
４月１日より民法の改正を受けて成人の年齢は１８歳に引き下げられました。
これによって親の同意が無くても、クレジットカードの契約、携帯電話の契約などが可能になりました。
この事が外食産業に与える影響はどんなものがあるか検証してみましょう。
まず１８歳になったら親の同意が無くても出来るようになったこと
・携帯電話の契約
・ローンを組む
・クレジットガードを作る
・一人暮らしの部屋を借りる
などなど・・・
変わらず２０歳にならないと出来ない事
・飲酒
・喫煙
・競馬、オートレースなどの投票権の購入
外食業界では今まで１８歳や１９歳の未成年に対してパートで採用する場合などは親の同意を求めてきた会社が多くあります。
外食産業以外ではセブンイレブンなどは本部が未成年のパート採用に関しては親の同意を取る事を推奨しています。
親の同意を取る背景には未成年が親の同意なく結んだ契約は破棄できるという民法上の規定があるので各社親の同意を取り付けています。
しかし４月以降は各社、１８歳、１９歳の年齢の高校生には引き続き親の同意を取り付けるとしていますが、
それ以外の未成年には親の同意は不要とする会社が増えていくかもしれません。
皆様の店舗には未成年のパートさんはいないかもしれませんが、
上記の点は予備知識として知っておいた方がよろしいかと思います。
通常営業が出来る久しぶりの４月です。
今月も頑張って行きましょう！
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株式会社ティーアップ
代表 阿久津圭司
インスタグラムやってます、
是非覗いてみてください ↓↓↓
原材料の値上げが止まりません。
小麦粉や油、肉などの価格上昇が非常に大きく飲食店の収支を圧迫しています。
マクドナルド、リンガーハット、スターバックス、鳥貴族などなど大手チェーン店も値上げを行ったり商品のダウンサイズを行って帳尻を合わせているようです。
ファストフードと言えば牛丼ですが、吉野家が牛丼並盛を３８７円から４２６円へと値上げしました。
米国産バラ肉は対昨年同月と比べて現在３０％ほど価格が上昇しています。
コロナ前の価格から比較すると約５０％の価格上昇です。
この原価の高騰を企業努力で吸収することが出来ずに約１０％の値上げとなりましたが４２６円と言うのは実は創業以来の最高値です。
６５円マックが流行した２０００年代前半は外食デフレと言う現象が起きて牛丼は２８０円でした。
それが、やっと価格が上昇して最高値となった訳です。
リンガーハットなども最高値です。
回転ずしの大手チェーンも一皿１００円を少し前から廃止しています。
もちろん便乗値上げなどは良くありませんが、私達外食産業は今まで値上げに対して非常に慎重だったと思います。
しかし企業努力では吸収できなくなり値上げする飲食企業が続出してきました。
これからも色々な商材が値上げされるかと思います。
仕入れ業者などに御確認の上、原価の数字には十分ご注意ください。
食材以外ではガソリン、木材、ゴム製品などの輸入商材は大きく値上がりをしていますので物流や建築のコストが上昇しますので品物全体の価格が上昇しています。
ウクライナやロシアの情勢不安が原因による価格高騰の要因もありますが、
以前から申し上げているように
日本以外の各国はインフレが起きて物の値段が上昇しています。
また半年前くらいはドル円の為替が１０５円近辺でしたが、先週は一時１２５円を付けました。
あまり難しい話をしても良くありませんので端的に言うと今まで１００円で輸入していたものが１２５円になったという事です。
この１か月くらいで２０％ほど円安になったので輸入される原材料品は値上がりをしているという状況です。
円安やインフレは短期では収まりそうもありませんので、
各会社が続々と値上げに踏み切っっています。
日本の場合は横並びの体質なので他社が値上げするなら当社も値上げと言う感じで連鎖しているのでしょう。
マスコミや社会が騒いでいる、この機会に皆様も売価の調整は早目に行うことをお勧めいたします。
１８歳成人に関して
４月１日より民法の改正を受けて成人の年齢は１８歳に引き下げられました。
これによって親の同意が無くても、クレジットカードの契約、携帯電話の契約などが可能になりました。
この事が外食産業に与える影響はどんなものがあるか検証してみましょう。
まず１８歳になったら親の同意が無くても出来るようになったこと
・携帯電話の契約
・ローンを組む
・クレジットガードを作る
・一人暮らしの部屋を借りる
などなど・・・
変わらず２０歳にならないと出来ない事
・飲酒
・喫煙
・競馬、オートレースなどの投票権の購入
外食業界では今まで１８歳や１９歳の未成年に対してパートで採用する場合などは親の同意を求めてきた会社が多くあります。
外食産業以外ではセブンイレブンなどは本部が未成年のパート採用に関しては親の同意を取る事を推奨しています。
親の同意を取る背景には未成年が親の同意なく結んだ契約は破棄できるという民法上の規定があるので各社親の同意を取り付けています。
しかし４月以降は各社、１８歳、１９歳の年齢の高校生には引き続き親の同意を取り付けるとしていますが、
それ以外の未成年には親の同意は不要とする会社が増えていくかもしれません。
皆様の店舗には未成年のパートさんはいないかもしれませんが、
上記の点は予備知識として知っておいた方がよろしいかと思います。
通常営業が出来る久しぶりの４月です。
今月も頑張って行きましょう！
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株式会社ティーアップ
代表 阿久津圭司
インスタグラムやってます、
是非覗いてみてください ↓↓↓
４月１日より民法の改正を受けて成人の年齢は１８歳に引き下げられました。
これによって親の同意が無くても、クレジットカードの契約、携帯電話の契約などが可能になりました。
この事が外食産業に与える影響はどんなものがあるか検証してみましょう。
まず１８歳になったら親の同意が無くても出来るようになったこと
・携帯電話の契約
・ローンを組む
・クレジットガードを作る
・一人暮らしの部屋を借りる
などなど・・・
変わらず２０歳にならないと出来ない事
・飲酒
・喫煙
・競馬、オートレースなどの投票権の購入
外食業界では今まで１８歳や１９歳の未成年に対してパートで採用する場合などは親の同意を求めてきた会社が多くあります。
外食産業以外ではセブンイレブンなどは本部が未成年のパート採用に関しては親の同意を取る事を推奨しています。
親の同意を取る背景には未成年が親の同意なく結んだ契約は破棄できるという民法上の規定があるので各社親の同意を取り付けています。
しかし４月以降は各社、１８歳、１９歳の年齢の高校生には引き続き親の同意を取り付けるとしていますが、
それ以外の未成年には親の同意は不要とする会社が増えていくかもしれません。
皆様の店舗には未成年のパートさんはいないかもしれませんが、
上記の点は予備知識として知っておいた方がよろしいかと思います。
通常営業が出来る久しぶりの４月です。
今月も頑張って行きましょう！
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株式会社ティーアップ
代表 阿久津圭司
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