【失敗例】脱サラでの飲食店経営はあり?失敗する4つの具体例

公開日: 2021年5月25日

▼「脱サラして飲食店を開業したいが、経営に失敗したらどうしよう」

▼「飲食店の経営に失敗するオーナーには、どんな特徴があるのだろう」

飲食業界は敷居が低く、だれでも参入しやすい業界です。

しかし、経営に失敗する人も多く、わずか数カ月で店舗をたたんでしまうケースはよくあります。

開業を目指して準備してきたにもかかわらず、なぜ経営に失敗するのでしょうか?

この記事では、脱サラして飲食店を経営したい方に向けて

  • 脱サラして飲食店経営で失敗する4つの具体例
  • 失敗しないために開業前にするべき3つのポイント

について解説します。

この記事でご紹介している失敗例を参考にして、できるだけ長く店舗を経営できるよう対策しておきましょう。

 

■脱サラでの飲食店経営で失敗する4つの具体例

せっかく脱サラして、開業したにもかかわらず、経営に失敗してしまう人は多くいます。

なぜ、失敗してしまうのか具体例をご紹介します。

 

1.だれかに相談することなく店舗運営する

店舗運営について、だれにも相談することなくはじめてしまって失敗するケースがあります。

失敗する人の共通点として「だれにも相談せず、行き当たりばったりの運営をしてしまう」傾向があります。

当たり前ですが、業界未経験であれば店舗運営についてわからないことばかり。

だれにも相談せず、うまく運営していくのはむずかしいでしょう。

失敗せず、できるだけ長く飲食店をやっていきたいのであれば、同じように飲食店を経営しているオーナーや飲食店のコンサルティング会社などに相談することをおすすめします。

 

2.店舗づくりにコストをかけすぎる

店舗づくりにコストをかけすぎてしまい、大事な運営資金が足りなくなり、失敗してしまうケースがあります。

店舗づくりにコストをかけるのは大切で、店舗の見た目や雰囲気によってお客様の印象は大きく変わります。

しかし、はじめの予算よりもオーバーしてしまうのは問題です。

どうしても気になるのであれば、開業しつつ運営や資金に余裕が出てきてからでも遅くはありません。

なによりも店舗を運営していくことが大切です。

店舗づくりにコストをかけるのはほどほどにしておきましょう。

 

3.自分本位で市場に合わないお店づくり

自分本位で市場に合わないお店づくりを続けると、お客様が離れてしまいます。

長い間考えてきた、脱サラからの飲食店の開業で、こだわりが強すぎるオーナーがいます。こだわりが強すぎることは悪いわけではありません。

こだわりがお客様のニーズにあっていればのいいのですが……

例えば、「オフィス街にもかかわらず、ランチ営業をしない」「近隣にはファミリー層が多い住宅地にもかかわらず、テーブル席や駐車場が少ない」といった市場との相性を考えず、経営してしまう人がいます。

ある程度のこだわりは大切です。

しかし、お客様あってのお店です。こだわりが自己満足ではなく、お客様のためになっているか考えましょう。

 

4.料理にこだわりすぎる

「料理がおいしければ、お客様が来てくれる」と考えて、料理へのこだわりが強すぎる人がいます。

「飲食店なんだから、料理にこだわるのは当たり前だろ」と思われる人もいるとおもいます。

しかし、脱サラで業界未経験の人が、長年やっているライバル店に料理の味だけで勝つことは、なかなかむずかしいでしょう。

失敗せずに、長く運営するために大切なことは「お客様に満足してもらうこと」「運営資金の確保」です。

料理へのこだわりが強すぎると「料理以外のサービスが低下」や「食材材費で必要以上のコスト」がかかってしまいます。

料理にこだわるだけでは、ライバルの多い飲食業界では生き残っていくのはむずかしいでしょう。

お客様に満足してもらうためにも料理だけではなく、全体的なサービスの向上を目指しましょう。

 

■失敗しないために開業前にするべき3つのポイント

脱サラして、飲食店運営に失敗しないためには、開業前の準備が大切です。

失敗しないために開業前にするべき3つのポイントを解説します。

 

1.開業準備の目処がつくまで、今の仕事を続ける

まだ開業の計画や準備ができていない状態で「店舗の開業準備に集中したい」といって、今の仕事をすぐにやめるのは気をつけましょう

飲食店の開業は簡単ではありません。1年以上の準備期間は覚悟しておきましょう。

開業して、最初から黒字で経営がうまくいくことはまれです。

飲食店は開業して半年以上赤字が続くのが一般的です。

開業前の収入がない状態から、開業後に経営が安定するまでの期間が長ければ、運営資金がなくなり、志なかばで店舗を閉めなくてはいけなくなります。

お金の余裕は心の余裕といってもいいでしょう。開業には時間がかかることを覚悟して、しっかりと準備ができた段階で、今の仕事をやめることをおすすめします。

また、飲食店の開業にはいったいどれくらいの費用が必要か、知っておくことも大事です。

飲食店の開業に必要なひようについては、以下の記事で詳しく解説しておりますので、気になる方はそちらをご覧ください。

>>飲食店の開業費用はどのくらい?開業に必要な4つの費用と費用の準備方

 

2.飲食店経営のノウハウを勉強する

脱サラで、業界未経験であればしっかりと飲食店経営のノウハウは勉強しておきましょう

飲食店の経営は、学ぶべきものがたくさんあります。

例えば

  • 飲食店のビジネスモデルはなにか
  • 飲食店のコンセプトの決め方
  • 開業に必要な事業計画書の作り方
  • 経理や補助金、営業許可証などの事務手続きの方法

など数多くあります。

失敗しないためにも、飲食店経営のノウハウを学ぶことは欠かせません。

 

3.開業までのスケジュールをしっかりと組んでおく

開業までのスケジュールは1年を目安に、余裕をもって組んでおきましょう

ギリギリであいまいなスケジュールでは、トラブルが発生した時に対処できなくなります。

以下の表は、開業までの大まかなスケジュールです。

日程

やること

開業1年前

  • 経営ノウハウの勉強
  • 物件を探し始める

半年前

  • 収支のシミュレーション
  • メニュー開発

開業3か月前

  • 融資などの資金の確保
  • 助成金や補助金の申請
  • 物件の決定
  • 店舗の工事 など

開業1ヵ月前

  • 飲食店専SNSの作成・運用
  • 従業員の求人や採用
  • 開業のお知らせ(DM・郵送など)

開業2週間前

  • プレオープン

飲食店で失敗しないためには、入念な計画が必要です。しっかりとスケジュールを組んで、長く運営しつづけられるようにしましょう。

 

 

■まとめ

脱サラして、飲食店を経営していくのはとても大変です。失敗しないためにも、事前の準備が大切です。

脱サラでの飲食店経営で失敗する具体例は以下の4つです。

  • だれかに相談することなく店舗運営する
  • 店舗づくりにコストをかけすぎる
  • 自分本位で市場に合わないお店づくり
  • 料理にこだわりすぎる

失敗しないために開業前にするべきポイントは以下の3つです。

  • 開業準備(例えば物件決定)のメドがつくまで今の仕事を続ける
  • 飲食店経営のノウハウを勉強する
  • 開業までのスケジュールをしっかりと組んでおく

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