こちらは2019年4月弊社クライアント様へお届けした【ティーアップ通信】の一部抜粋したものです。
飲食店経営「理念構築」のすすめ
さて最近弊社へのご相談で多い内容は毎度の事ですが「人材が集まらない」「採用しても離職してしまう」と言う「人」に関する内容です。
そこで弊社ではご契約を頂いている店舗様で且つご要望のあった5つのお店をピックアップさせて頂いて「理念構築」の取り組みを進めさせて頂いております。
◆飲食店の規模は関係ない
「理念構築」と言うと小難しい感じがしますが最近の外食企業では積極的に取り入れられている取組です。
これだけを聞くとスタッフが沢山いる店が対象なのだろうと思われるかもしれませんが、社員、アルバイトさんを含めて2~3名の店舗様もいらっしゃいます。
大切な事は・・・
店舗の売上や規模の大小は関係なくオーナーが自分の店舗をどのようにしていきたいのか?
スタッフや店に関係する人達にどのようになって欲しいのか?
お客様や地域にとって自分の店の存在意義は何なのだろう?
というような事を今一度真剣に考えてみることかもしれません。
例えば今いるスタッフの方々は何故皆様の店舗で働いているのでしょうか?
時給や給与が高いからでしょうか?
通勤に便利だからでしょうか?
働くところが無かったから取り敢えずと言う事でしょうか?
店の将来の夢や方向性に共感してくれているからでしょうか?
人手不足の飲食業界でそんなこと言っていたら採用なんか出来ないよと言う声も聞こえてきそうですが、
もちろん選考するほど面接に人が集まらないという現実もあるかもしれません。
しかし弊社のクライアント様には入社したいという方をお断りしている飲食店様も実際にあります。
その違いはなんなのでしょうか?
私達が伝えたいこと
会社名は伏せますが弊社では今、ある飲食企業様の再生プランを一緒に推進しております。
その企業様は店舗数も多く知名度もあり上場も考えておりましたが数年前に業績が傾き始めました。
急速な店舗拡大によって、ご想像通り人材不足に陥りサービスや料理の質も落ちてしまい段々と業績が落ちてしまったという事です。
最盛期にはもちろんその企業様には沢山の優秀なスタッフや幹部がいらっしゃいました。
しかし業績の低迷や先行きの不透明感を不安に思い大勢の社員が退社をしてしまったのです。
その退社をされたスタッフの大半は待遇や給与の額などを理由に集まっていたので会社の業績や
待遇が悪くなってしまったら高給であることが魅力であったので会社にいる意味が無くなってしまったのかもしれません。
ただ今現在も会社に残り再生へと尽力されている方々も沢山いらっしゃいます。
その方々は社長のビジョンや会社の方向性や夢、理念に共感して集まった方ばかりです。
もちろん私も綺麗事だけでは経営出来ない事は充分理解しています。
しかし綺麗事だけでは食べていけないし経営していけない飲食店だからこそ
オーナーだけは理想や夢を語ってスタッフの士気を高めて欲しいと思います。
オーナーが夢を語らなかったら社員やアルバイトの人は何に期待をして働けばいいのでしょうか?
このオーナーの個性やビジョンがあるからこそ
チェーン店とは違う個人店で働く素晴らしさがあり各個人が働き甲斐を見つけられるのだと日々考えています。
◆目的(理念)と目標の違い
先日の飲食系の雑誌に好業績の飲食企業が5社紹介されていました。
その5社の企業に共通して言えるのは理念やビジョンを前面に出してオーナーや経営者がいつも会社の将来像を語っているという点です。
またその5人の経営者が共通して言っているのは
「人材採用には苦労してきた。多額の採用費を投じて採用しても直ぐに辞めてしまう。給与や時給を上げても長続きしないし人件費ばかりが膨らんでしまう。」
と過去に苦しんでいたという事実です。
そして結論としては離職を減らすには理念やビジョンを中心にした経営しかないと語っています。
そして実際に離職率が減り採用費も減って業績も伸びているという事でした。
目的(理念)と目標は違います。
簡単に言えば目標と言えば「今月の売上は○○」とか「9月までに2号店出店」と言ったものが目標です。
目的と言うのは理念と似ており何故皆様が飲食店を経営しているのか?
皆様の店は将来どういった方向に進んで行くのか?皆様は今後、ご自身の店をどのようにしたいのか?
と言う風に考えるのが目的となります。
目標は高すぎると息切れしてしまいますし仕事が面白くありませんが
目的や理念は高く掲げれば色々な人を巻き込んでいく事が出来ます。
弊社はホームページにも記載してありますが
「私のパパは飲食店で働いています!と子供達が誇りを持って言える魅力ある業界にすること」
を目的に活動しています。
飲食業界はブラックだとか夢が無いとか色々言われていますが
弊社のクライアント様の中には高収益の店舗が沢山御座いますし「美味しかった」「有難う」を
お客様からダイレクトに言って頂ける非常に素晴らしい夢のある仕事だと考えています。
だからこそこの目的を達成する為に各店舗様には細かい目標を設定させて頂き収支ソフトを使って利益が向上するようにサポートしております。
是非今月の面談や電話でお話する際に今後の方向性など色々意見を聞かせてください。
今後こういった理念構築を必要だと言って頂ける店舗が増えて夢と希望が溢れ、
働きたいという人が沢山集まってくる業界にしたいというのが私の理想であり会社の存在意義だと考えております。
この理想が現実となるよう私自身も更に精進して進んで行きますので今後ともよろしくお願い致します。
さて最近弊社へのご相談で多い内容は毎度の事ですが「人材が集まらない」「採用しても離職してしまう」と言う「人」に関する内容です。
そこで弊社ではご契約を頂いている店舗様で且つご要望のあった5つのお店をピックアップさせて頂いて「理念構築」の取り組みを進めさせて頂いております。
「理念構築」と言うと小難しい感じがしますが最近の外食企業では積極的に取り入れられている取組です。
これだけを聞くとスタッフが沢山いる店が対象なのだろうと思われるかもしれませんが、社員、アルバイトさんを含めて2~3名の店舗様もいらっしゃいます。
大切な事は・・・
店舗の売上や規模の大小は関係なくオーナーが自分の店舗をどのようにしていきたいのか?
スタッフや店に関係する人達にどのようになって欲しいのか?
お客様や地域にとって自分の店の存在意義は何なのだろう?
というような事を今一度真剣に考えてみることかもしれません。
例えば今いるスタッフの方々は何故皆様の店舗で働いているのでしょうか?
時給や給与が高いからでしょうか?
通勤に便利だからでしょうか?
働くところが無かったから取り敢えずと言う事でしょうか?
店の将来の夢や方向性に共感してくれているからでしょうか?
人手不足の飲食業界でそんなこと言っていたら採用なんか出来ないよと言う声も聞こえてきそうですが、
もちろん選考するほど面接に人が集まらないという現実もあるかもしれません。
しかし弊社のクライアント様には入社したいという方をお断りしている飲食店様も実際にあります。
その違いはなんなのでしょうか?
会社名は伏せますが弊社では今、ある飲食企業様の再生プランを一緒に推進しております。
その企業様は店舗数も多く知名度もあり上場も考えておりましたが数年前に業績が傾き始めました。
急速な店舗拡大によって、ご想像通り人材不足に陥りサービスや料理の質も落ちてしまい段々と業績が落ちてしまったという事です。
最盛期にはもちろんその企業様には沢山の優秀なスタッフや幹部がいらっしゃいました。
しかし業績の低迷や先行きの不透明感を不安に思い大勢の社員が退社をしてしまったのです。
その退社をされたスタッフの大半は待遇や給与の額などを理由に集まっていたので会社の業績や
待遇が悪くなってしまったら高給であることが魅力であったので会社にいる意味が無くなってしまったのかもしれません。
ただ今現在も会社に残り再生へと尽力されている方々も沢山いらっしゃいます。
その方々は社長のビジョンや会社の方向性や夢、理念に共感して集まった方ばかりです。
もちろん私も綺麗事だけでは経営出来ない事は充分理解しています。
しかし綺麗事だけでは食べていけないし経営していけない飲食店だからこそ
オーナーだけは理想や夢を語ってスタッフの士気を高めて欲しいと思います。
オーナーが夢を語らなかったら社員やアルバイトの人は何に期待をして働けばいいのでしょうか?
このオーナーの個性やビジョンがあるからこそ
チェーン店とは違う個人店で働く素晴らしさがあり各個人が働き甲斐を見つけられるのだと日々考えています。
◆目的(理念)と目標の違い
先日の飲食系の雑誌に好業績の飲食企業が5社紹介されていました。
その5社の企業に共通して言えるのは理念やビジョンを前面に出してオーナーや経営者がいつも会社の将来像を語っているという点です。
またその5人の経営者が共通して言っているのは
「人材採用には苦労してきた。多額の採用費を投じて採用しても直ぐに辞めてしまう。給与や時給を上げても長続きしないし人件費ばかりが膨らんでしまう。」
と過去に苦しんでいたという事実です。
そして結論としては離職を減らすには理念やビジョンを中心にした経営しかないと語っています。
そして実際に離職率が減り採用費も減って業績も伸びているという事でした。
目的(理念)と目標は違います。
簡単に言えば目標と言えば「今月の売上は○○」とか「9月までに2号店出店」と言ったものが目標です。
目的と言うのは理念と似ており何故皆様が飲食店を経営しているのか?
皆様の店は将来どういった方向に進んで行くのか?皆様は今後、ご自身の店をどのようにしたいのか?
と言う風に考えるのが目的となります。
目標は高すぎると息切れしてしまいますし仕事が面白くありませんが
目的や理念は高く掲げれば色々な人を巻き込んでいく事が出来ます。
弊社はホームページにも記載してありますが
「私のパパは飲食店で働いています!と子供達が誇りを持って言える魅力ある業界にすること」
を目的に活動しています。
飲食業界はブラックだとか夢が無いとか色々言われていますが
弊社のクライアント様の中には高収益の店舗が沢山御座いますし「美味しかった」「有難う」を
お客様からダイレクトに言って頂ける非常に素晴らしい夢のある仕事だと考えています。
だからこそこの目的を達成する為に各店舗様には細かい目標を設定させて頂き収支ソフトを使って利益が向上するようにサポートしております。
是非今月の面談や電話でお話する際に今後の方向性など色々意見を聞かせてください。
今後こういった理念構築を必要だと言って頂ける店舗が増えて夢と希望が溢れ、
働きたいという人が沢山集まってくる業界にしたいというのが私の理想であり会社の存在意義だと考えております。
この理想が現実となるよう私自身も更に精進して進んで行きますので今後ともよろしくお願い致します。