ゆでガエルの話

公開日: 2011年12月24日

ゆでガエルの話って知ってます?

 

カエルが水の中に飛び込みました。

 

すると熱いお湯だったので熱さにびっくりして、すぐに飛び出してきました。

 

別の日に違う水の中に飛び込んだらぬるーい、ぬるま湯でした。

 

あまりの気持ち良さにウトウト眠くなって寝てしまいました。

 

この水の正体は鍋の水で火で熱していたのです。

 

しかし徐々に熱くなってきているので、沸騰するまで気付かず

 

グラグラ煮えたぎるお湯の中でゆでガエルとなり死んでしまったと言う話です。

 

 

これは実話と言うよりもたとえ話だと思うのですが

 

今そこにある危機や危険は衝撃的なものか緊急性のあるものでない限り

 

リスク回避や危機の脱出の準備を後回しにしてしまうものです。

 

まあ何とかなるさとか、今は忙しいから暇になったらやろうとか、

 

人を募集して時間が出来たら手を付けよう。など自分自身で言い訳をします。

 

でも気付いた瞬間から危機や危険はドンドン迫っているはずなんです。

 

だからこそ即座に対応しなければいけないはずなのに後回しにしてしまう。

 

そして最後にはゆでガエルになってしまう。

 

 

非常に多くみられる現象です。

 

例えばクレームに対してのミーティングや再発防止。顧客の獲得の為の営業、

 

人材教育などは今すぐにやらなくても、すぐには困りません。

 

でもドンドンお湯の温度は上昇しており、ふと気付くと火傷寸前なんて事もあります。

 

この後回しにしてしまいがちな項目を第二象限の事項と言いますが

 

この第二象限の事柄が人生を作っていると言っても過言ではありません。

 

この事象をどう扱っているかで、その人の生き方が良く分かります。

 

マイナスな事象ばかりでなく「夢を叶える為の勉強」「将来の為の貯蓄」

 

「今後の事業拡大の為の人材教育」なども第二象限です。

 

いずれも今始めなくても良いものばかりです。

 

だから後回しにされてしまうのですが、これらを始めないから夢はいつまでも

 

叶わない訳です。

 

いつまで経ってもクレームも減らないし同じような事でお客様を怒らせてる。

 

 

登山家の栗城史多が学生から質問され

 

「夢とお金どちらがたいせつですか?」と聞かれました。

 

栗城は「夢です。お金で夢を買う事は出来ません。人もお金で買う事は

 

出来ません。夢があるから人もお金も集まります。

 

お金が無いから夢が叶わないのでは無く、夢が無いから

 

夢が叶わないのだと思います」と答えています。

 

 

うーん。。。非常に深いです。正にそうだと思います。

 

このブログを読まれた方だけでも世界で一番大切な自分の夢の達成のために

 

今から行動してみませんか?忙しいとか時間が無い、お金が無いって言わずに。

 

きっと来年の今日は最高の気分で年末を迎えている事と思います。

 

 

さあ後1週間です。がんばりましょう!