生きると言う事にシンプルな方が・・・

公開日: 2011年11月30日

先日海外出張から帰国致しました。

 

不在中は連絡が取り辛くご迷惑おかけいたしました。

 

中国と言う国に行って思ったことがあります。

 

まず感じたのは人々のパワーです。そして活気です。

 

色々なビジネスチャンスにも気付きました。

 

まだまだ参入の余地は色々な業種で沢山あると思います。

 

 

何故日本は国力が低下してしまって中国に追いつき追いぬかれ

 

景気も回復しないんだろう?とずっと考えていました。

 

私の思う一つの結論は「生きる」と言う人間にとって一番強い欲求であり尊厳が

 

日本人は満たされてしまっていると思います。

 

世界中の多くの国では「生きる」と言う人間として当たり前の権利や尊厳が

 

満たされおらず中国でも地域や職種によっては所得水準も低い地域があり

 

明日からどうやって食べていくか?生きていくかを考えている人もいます。

 

人間にとって「生きる」と言う事は本能であり一番強い心のパワーです。

 

でも日本人は明日食べる物がないとか明日から生活が出来ないと言う人は少ない。

 

だから日本人は稼ぐ理由や仕事の目的、夢等の価値観を大切にし始めたんです。

 

面倒なロジックや規則、ルールが必要になってきたんだと思います。

 

諸外国では働くと言う事の動機がシンプルであるからパワーがあるんだと思います。

 

つまり「生きる」と言う事が根底にあり「稼ぐ」と言う事が当たり前なんです。

 

もちろん夢や価値観なども本当に大切なものだと理解しています。

 

しかしながら労働とはもっとシンプルな物であり人間の本能の様な物なのでは

 

ないのかな?と考えます。

 

人間の有史以来、働く事に意味を持たせなければならないと言い始めたのは

 

つい最近の事のように思います。

 

 

 

見方を変えれば日本では労働力確保の為に「生きる」と言うパワーは使えません。

 

やりがいや願望が満たされないと労働力は確保できません。

 

だからこそ旧態依然の様に賃金を払っているんだから働いて当然だと言う

 

会社や店舗には人は集まりません。

 

人の向上心や願望等に仕事を直結させることが必要となってきます。

 

この変化に気付いて会社自体も変化しなければ雇用が上手く出来ずに

 

会社が衰退してしまいます。

 

だからこそ当社では飲食店様にモチベーション研修をドンドン導入しています。

 

これらの成果報告が続々寄せられています。

 

これからの会社を成長させる為に必要な物は

 

「モチベーション」と「心構え」だと思っています。