【飲食店】フランチャイズは失敗しない?FC経営での3つの失敗例

公開日: 2021年6月1日

▼「フランチャイズで飲食店を開業したいが、失敗しないか不安……」

▼「フランチャイズは失敗しにくいと聞くが、本当だろうか……」

1から店舗をはじめる起業は、リスクが高いと言われています。

一方、フランチャイズでの起業はリスクが低く、成功しやすいと言われています。

しかし、フランチャイズでも思うように売り上げが伸びず、たたんでしまった飲食店も数多くあります。

成功しやすいと言われているフランチャイズで、なぜ失敗してしまうのでしょうか?

この記事では、飲食店の経営に悩んでいる方々に向けて

  • フランチャイズでの3つの失敗例
  • フランチャイズをおすすめする人3選

について解説します。

 

フランチャイズでの3つの失敗例

開業しやすく、失敗しにくいといわれているフランチャイズでの経営。しかし、適切な運営をしていかなければ、失敗するケースもあります

 

1.運営資金の不足

フランチャイズの失敗として、まずあげられるのが「運営資金の不足」です。

運営資金が不足する原因は「資金計画の甘さ」です。

例えば、ギリギリの資金で開業してしまうオーナーが多く「開業資金が思った以上にかかってしまった」「店舗を開業してからの資金計画があまく、コストばかりかかってしまった」といった理由から資金繰りがうまくいかず、失敗するケースがほとんどです。

失敗しないためにも、しっかり先を見据えた資金計画を練ることが大切です。

 

2.競合店が近くに出店する

競合店が自社店舗の近くに出店すると、経営が悪化するケースがあります。

顧客の取り合いになり、売上が減ってしまうからです。

対策として、顧客の取り合いにならないように競合店との差別化をはかりましょう。

競合店のコンセプトを見極め、ちがったメニューや店舗づくりをしたり、接客レベルの向上をはかったりと、競合店に負けないように差別化していきましょう。

 

オーナーの経営能力のなさ

オーナーの経営能力のなさにより、フランチャイズでも失敗するケースがあります。

フランチャイズにはマニュアルがあり、本部がサポートしてくれるため、安定しているイメージがあります。

しかし、最終的な店舗経営はオーナーに委ねられます。

オーナー自身に経営能力がなければ、店舗を続けていくことはむずかしいでしょう。

フランチャイズといって、マニュアルやサポートばかりに頼ってはいけません。

自ら率先して勉強し、経営ノウハウを身に付けていきましょう。

 

フランチャイズをおすすめする人3選

独立よりもフランチャイズ経営が向いているのは、どんな人でしょうか。

フランチャイズをおすすめする人3選をご紹介します。

 

1.業界未経験・起業未経験

まったくの未経験から飲食店を経営したい方は、フランチャイズをおすすめします。

フランチャイズのメリットは、運営マニュアルやノウハウがすでに用意されていて、未経験でも始めやすい点です。

本部からのアドバイスを受けられるため、むずかしい経営分析をする必要もなく、店舗の運営に専念できます。

飲食業界未経験・起業未経験の方は、フランチャイズで挑戦してみてもいいでしょう。

 

2.開業資金を安く抑え、はやく店舗を持ちたい

開業資金を抑えつつ、はやく店舗を持ちたい方におすすめです。

 

業種や店舗の規模によって変わりますが、開業には初期費用として1,000万円以上かかります。

建物や設備など準備しなくてはいけないことはたくさんあります。

飲食店開業に必要な費用について、詳しく知りたい方は以下の記事を御覧ください。

>>飲食店の開業費用はどのくらい?開業に必要な4つの費用と費用の準備方法

しかし、一部のフランチャイズでは、開業費用を本部が負担してくれるケースがあり、ゼロからのスタートよりも低コストで開業できます。

また、資金が準備できなくても、金融機関からの信用も得やすいため資金調達がしやすいといったメリットがあります。

フランチャイズは開業費用を安く抑え、はやく店舗を持ちたい方におすすめです。

 

3.失敗するリスクを抑えたい

自身で店舗を持ちたいが、失敗するリスクを抑えたい方におすすめです。

上記でも述べていますが、フランチャイズのメリットは、すでに成功したノウハウを活用できる点です。

ゼロから模索するよりも、経営や集客面で困るというようなリスクを減らせます。

フランチャイズのブランド力も活用することで、開業直後から売上が立ちやすく、スタートから店舗運営に困るといった状況をさけられます。

店舗運営してみたいが、開業して失敗することが不安な方は、フランチャイズに挑戦してみましょう。

 

まとめ

フランチャイズは運営ノウハウやサポートがあるからといって、安心してはいけません。

自身で店舗を運営していくという気持ちが大切です。

フランチャイズでの失敗例は以下の3つです。

  • 運営資金の不足
  • 競合店が近くに出店する
  • オーナーの経営能力のなさ

フランチャイズをおすすめする人は以下の3つです。

  • 業界未経験・起業未経験
  • 開業資金を安く抑え、はやく店舗を持ちたい
  • 失敗するリスクを抑えたい

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