【飲食業界ニュース2023年12月版】ゼロゼロ融資後の倒産が増加、求人広告で効果のあった手法、繁盛店の分析

公開日: 2024年3月25日

こちらは2023年12月号を弊社クライアント様へお届けした

【ティーアップ通信】の一部抜粋したものです。

ゼロゼロ融資後の倒産が増加

速報!「ゼロゼロ融資後倒産」

2023年11月に50件(前年同月35件、42.9%増)

の倒産が発生しました。

2023年1-11月累計では577件となり、

年間件数は600件超えが確実となりました。

 

「ゼロゼロ(コロナ)融資後倒産」 倒産件数推移(株式会社帝国データバンク)

また、「不良債権(焦げ付き)」に

相当するコロナ融資喪失総額は

推計で約6588300万円にのぼり、

国民一人あたり約530円の負担が

発生している計算になります。

無担保、無金利(ゼロ、ゼロ)

そして、

ほぼ無審査で貸し出された資金なので

沢山の企業が救われたけど

自治体や国が保証しているという事は

税金が使われるという事になります。

借入をしている事業主の殆どは

3年間の返済猶予特例を使っているから、

これから返済が始まる人達が殆どだ

という事に注視していきましょう。

私達、事業主が目を向けるべきは、

連鎖倒産とならないように

自分の会社や事業のキャッシュフロー

つまり

現預金の増減や動きに注意しましょう。

 

求人広告で効果のあった手法

皆様が毎月困っている人の採用ですが、

弊社のクライアント様でアルバイトの採用が

上手くいった方がいましたので

チョットご紹介をします。

 

この店舗様も皆様と同じように

求人広告を出しても中々、

バイトも社員も採用が出来ていなかった店舗様です

今回、求人広告を出す代理店を変えて、

求人欄のコピーライティングもガラッと変更してみました

すると

「広告を出しても

毎回、応募が1件あるか無いかだったところが

今回は約15件から18件の応募があり、

社員とバイトの両方の採用が出来た」

という御報告を頂きました。

色々な変更した点は

あるのですが、大きな変更点は

「面接時の履歴書不要」

そんなの意味あるの?

と思うかもしれませんが、

現実に効果が出ています。

もちろん、

時期やタイミング、立地によって

反応の差があるのかもしれませんが

・代理店を変えて見る

・コピーライティングを変える

・面接時の履歴書不要

などを行ってみてはいかがでしょうか?

求人広告はリクルートの場合、

どの代理店で申し込んでも料金は同一です。

だからこそ、

担当者のライティングが重要になってきます。

 

繁盛店の分析

毎年、新しい業態が出てきては

無くなってく飲食業界ですが

数年前に一世を風靡した「焼肉ライク」

100店舗まで増店してきましたが

閉店が続いています。

 

さらに社長も交代という事になり

会社組織の厳しさも浮かび上がってきました。

先日まわりの店舗がそんなに混みあっていない時間帯に

満卓の店がありました。

その名も「おでん屋たけし」さん

https://alwayssaisei.co.jp/oden/

五反田の店舗を見たのですが、

この店舗だけが満卓でした。

メニューはもちろん、

おでんが主ですが刺身や焼鳥もあります

夏場の事も考えてだと思いますが

料理のクオリティーは高く、

顧客満足も非常に高い店舗となっています。

調べてみると系列は

「銀だこ」のホットランド

銀だこハイボールが頭打ちの中での新業態です

 

現在、15店舗

渋谷の宮益坂にも出店をして、

こちらも人気店になっています

こう言った新業態の店のメニューなどを

参考にして研究していきましょう!