先日海外のお客様の問い合わせが多いという話をしましたが
弊社でコンサルティング契約をお引き受けしているアメリカ人のクライアントが
いらっしゃいます。
日本語が殆ど話せないので通訳を介して会話をしているのですが
私自身の英語力の低さに毎回悲しい思いをしている今日この頃です。
今回の出店に関しては大きな規模になりそうなので私もピリピリしながら
打ち合わせを行っているのですが日本語と英語の言葉の壁よりも
物件を取得する際の不動産業界の慣習を理解してもらうほうが大変です。
例えば礼金。
アメリカには礼金という制度は無いとのこと。
また不動産業者への仲介手数料。
こちらに関しても何故借主が払わなければならないのか?と疑問の様です。
確かに質問されて説明に困る点が沢山あり今一度頭を真っ白にして
こういった事を考えてみると借主が負担する費用って多いなあと思います。
だから物件の取得費用が高くなってしまうのは当たり前ですね。
反面、アメリカに比べると借主に有利な点もあります。
契約年数に縛りが無い事や契約事に関しては社会通念上妥当であれば
許容の範囲だということも多々あります。
ですからアメリカ型が良いとか悪いとかは一概に言えませんが
海外の不動産契約の慣習や法的な部分などは今一度勉強をして顧客へ
きちんとアドバイスが出来ないとダメだなあと痛感しました。
言葉も風習も違いますが親切丁寧な仕事を続けていると信頼関係がドンドン
強固になっていくのは万国共通です。
言葉で不自由を掛けてしまっている分、より一層の誠意をもって対応して
いきたいと思います。
今日はつぶやきでした。