飲食店の撤退・移転の相談に貴店の条件に合わせて 売却・譲渡・解体など最適業者の紹介業務を開始

公開日: 2020年5月21日

ティーアップグループの株式会社ベネフィットファースト社(以下:ベネフィットファースト)は、新型ウイルス対策で損失を最小限に撤退・移転の相談に貴店の条件に合わせて売却・譲渡・解体など最適業者の紹介業務を開始します。

飲食店の移転や閉店に伴う『内装解体・原状回復工事』はビルオーナー様との間でトラブルになることも多いので注意が必要です。

ベネフィットファーストは商業施設内の100坪以上の大型店舗から10坪以下の路面店まで飲食店のあらゆる業態の『原状回復工事』を行って参りました。

飲食店は出店時に高額な工事費がかかりますが、退店時にも一部解体やスケルトン状態に戻すために高額な費用が掛かることをご存知でしょうか?

理由はそれぞれですが、退店時の解体工事及び原状回復工事の出費は出来るだけ抑えたいと考えるのは当然の事です。

しかし多くの飲食店オーナーは店舗撤退時や厨房内の防水層の原状回復工事には高額の費用が掛かることを知らないのが実情です。

弊社へのよくある問合せの中で『解体工事なんて壊すだけなんだから、どこの工事業者でも同じだろう、と思ってネットで安価な工事業者を頼んだら失敗した』ということをお聞きします。

失敗した理由を聞くと「工事のやり直しに思わぬ費用が掛かった」、また「近隣からのクレームが多数あり、工事がストップしてしまっている」などです。

価格だけで業者選びをするのはトラブルの元であったり、工事のやり直しなどで結局高額な工事になりかねないので注意が必要です。

事例1 居酒屋撤退の実例

商業施設や大きなビル内のテナントが撤退する際に良くあることですが、施設の指定業者が解体や原状回復工事をする場合はどうしても市場価格よりも高額になることがあります。

施設内にある居酒屋のオーナー であるA様から撤退相談を受けた時のお話ですが、当初、指定業者の原状回復工事見積は1200万円でした。

業績不振で撤退するのに1200万円を支払って原状回復すると言う事は飲食店経営者様にとって大きな痛手となってしまいます。

弊社は、このA様からの相談を受け指定業者からの見積もりを精査してテナント様と弊社で一部工事を弊社紹介の解体業者に依頼をしました。

すると1200万円の原状回復工事見積が800万円まで下がりました。

もちろん800万円でも非常に高額でありますが当該物件においては原状回復工事の適正価格だと判断し見積もりをA様に提出しました。

商業施設内テナントの事例

その後、施設側とA様との詳細な打合せと協議を経て最終的に弊社指定の業者にて原状回復工事を行いました。

結果、400万円のコストダウンを行う事ができ非常に感謝されました。

事例2 ラーメン店撤退の実例

あるラーメン店さんの店舗(路面店15坪)を解体した際に原状回復工事が終了してオーナーチェックを受けた際に排気ダクトから出る油分を含んだ煙で隣のビルの壁面が黒く油で汚れてしまっていました。

そして引渡しチェックの際にビルオーナーから隣のビルから壁面が黒くなっている点に関して、クレームが来ているからビルの壁面を洗浄するようにと指示を受けました。

弊社では提携業者と連携して急遽隣りのビルの壁面のクリーニングも行い期日通りに引き渡すことが出来ました。

このように店舗撤退の際には解体工事以外にも様々な工事が必要となる場合があります

弊社では飲食店を300店舗以上出店サポートしてきた経験から解体工事以外も安価で対応する方法を提供しています。

 

事例3 近隣トラブル

解体には内装を壊すので大きな音が出ます。

特に飲食店の厨房の床は一般的に「防水」をする為コンクリートで作られています。

このコンクリート部分を壊す「はつり」という作業をします。

この作業は非常に大きな音を伴う為、近隣からの苦情や工事時間に制限があったり、思うように工事が進まない場合も出てきます。

その為、近隣への工事に対する事前挨拶や説明、産廃が飛散しないように養生を徹底するなどの対策が必要になってきます。

この作業を怠ると工期の延長や近隣住民とのトラブルに巻き込まれて回復工事が終わらないと言う事にもなりかねません。

床の「はつり」作業(写真の青線から矢印方向が厨房部分)

上記のような小さな店舗では、写真のように掘削する重機が入らないため、人の手でコンクリートバイブレーター等の電動工具を使い壊していきます。

家主からの「解体」見積もりが高いと感じる理由としては、高額になる理由があります。

例えば下の写真は厨房壁タイルを剥がす作業の写真ですがビルの躯体に傷がつかないように丁寧に作業しています。

このような作業は時間も人工も掛かり、費用に反映されます。

厨房壁タイルを剥がす作業

上記のように家主は、「建物の躯体を傷つけない」ということに配慮した工事が可能な業者選びをします。

ですので、一概に「高い見積」=「悪い」とか「ぼったくり」ということではありません。

数々の「解体・原状回復工事」を行ってまいりましたが、

最終的に安価になる方法は「貴店の状況に合わせて工事業者を選ぶこと」だと思います。

まとめ

弊社は貴店の状況に合わせて、

『解体業者でスピーディーに解体を行うべきなのか?』

『まだ使える厨房機器があるので全てを廃棄するのではなく売却して少しでも解体費用を安くすることが出来るのではないか?』

商業施設などの場合、工事規制が厳しい場合が多いのでコンプライアンスやルールを順守できる業者にて対応する等の判断を弊社が行い、最適な業者を紹介及びマッチングしております。

また弊社では顧問弁護士及び顧問税理士とのタイアップも行っており撤退時の法的なトラブルや契約書の内容チェック、撤退時の保証金返却の税務処理など撤退時に起こる法的なトラブルや税務関連の相談にも対応しております。(業界初)

撤退、退店時は業績不振や資金ショートなど場合が非常に多いのが現実です。

少しでも安価な業者を紹介して欲しいと言う依頼は日々増えております。

まずは原状回復や解体工事を適正価格で行うと言う事が大切だと考えております。

きちんとした経験と技術をもって行わなければ、後々家主さんと揉めたり、修繕が発生したりということもありますので注意が必要です。

私達は貴店の現状に合わせて、業者を選定し「解体」からビルオーナーが納得する「原状復帰」までワンストップでお悩みを解決します。

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