【実話】ミシュラン店が出来るまで1 - X (あくつtwitter)より-

公開日: 2023年8月31日

■この記事は阿久津のX (twitter)より引用したものです■

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ミシュラン店が出来るまで
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ある小さな飲食店がミシュラン店に

なるまで、開業から沢山の苦労と

努力を見てきました。

どのような過程を経て飲食店が

出来上がり、そして苦労を重ねて

御繁盛していくのか?という事を

当時を振り返って書かせて頂きます

 

【店主との出会い】

ある日、会社に電話があり

「良い物件があるので一緒に見て欲しい」

と開業希望者から御連絡を頂きました

 

待ち合わせをしてお会いすると

有名和食店の御出身で

しかも本当に腰が低い

 

聞けば

一部上場企業を退職されて

和食の道に入り修行

少しずつ資金を貯めて今回に

至るとのこと。

 

早速、一緒に物件に同行

場所は良いけど地下の物件でした

元イタリアンレストランで

店主の要望を叶えようとすると

ほぼ全部を解体する事になってしまう

レイアウトを図面化してみると

良い店になるけど費用が掛かる

予算的にオーバー

 

後日、

レイアウトを御提出すると

とても気に入って頂きました。

 

ただ、

予算的に厳しい旨を話す

喫茶店でテーブルに手を付き

「どうしても、ここで勝負したいです

何とか力を貸してもらえませんか?」

と真剣な眼差し

 

「分かりました。少し時間をください」

と言って、その日は別れました

 

店主の希望する業態は客単価の高い店

 

そして

調理も複雑な和食

 

そうなると

家具や厨房周りに妥協は出来ません。

 

机や椅子も安っぽいものでは

料理と釣り合いません。

 

内装業者とも何度も打ち合わせをして

家具や厨房内の仕様を少し変更を検討

最終的には内装業者にも協力してもらい

 

何とか予算内に収まり工事を開始しました

 

当時の出会いから物件を決めて

工事に入るまでを思い出しながら

書いています

 

短い文章で表せるほど簡単ではありませんでしたが

無事、着工することが出来ました。

 

明日は今回の続きのオープンしてから,

 

どのような過程があったかの話です。

 

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原文→ X記事

ミシュラン店が出来るまで」

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